PWR(読み)ピーダブリューアール

知恵蔵 「PWR」の解説

PWR

加圧水型軽水炉」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典(旧版)内のPWRの言及

【原子力発電】より


[構成と機能・性能]
 原子力発電所は原子炉一次系,二次系,安全保護系,燃料取扱系,廃棄物処理系,補助系などの各系統から構成される。 加圧水型炉(PWR)発電所の場合,約290℃で炉心に流入した約157気圧の高圧の一次冷却水は,約330℃にまで昇温して原子炉を出て,蒸気発生器で二次側に熱を伝え,一次系循環ポンプによって再び原子炉に戻る。二次側の給水は蒸気発生器の中で約66気圧,270℃の飽和蒸気となり,主蒸気管を経て高圧タービンに流入する。…

【原子炉】より

…原子炉容器は設計圧力が88気圧,設計温度が302℃である。(b)加圧水型軽水炉(PWR) 加圧水型は冷却材である軽水の圧力を約157気圧とし,温度289℃で下部から炉心に入り,325℃で炉心を出ていくように設計してある。この水は原子炉容器外の蒸気発生器内部の逆U字形の細管を通ってその外側にある二次冷却材の水を加熱沸騰させ,その後ふたたび原子炉容器に送り込まれる(図4-a)。…

※「PWR」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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