世界大百科事典(旧版)内のreliefの言及
【浮彫】より
…背景をなす面より彫刻が立体的に浮き出し,しかもその彫刻の奥行きが丸彫彫刻に比較して圧縮されているもの。レリーフreliefともいい,イタリア語rilievoに始まる彫刻の用語である。厳密には,単なる刻線によるもの,たとえばタッシリ・ナジェールの岩壁刻線画とは区別され,またギリシアの神殿の破風彫刻やゴシック大聖堂の彫像のように,完全な丸彫彫刻を背景壁面に固定したものとも区別される。…
【地形】より
…しかし高さは各点のデータであり,地形は点ではなくその集合のつくる面から成り,さらに立体として扱う概念である。 起伏reliefは地表の凹凸のようすをいい,隣接する地点の高さの差異で示される。ただし一様に傾く斜面上の2点間であれば,高さの差は傾斜を示す数値となり,これを2点間の距離で割れば正接tangentとなり,これから傾斜角度のみが算出される。…
※「relief」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」