TATPとETN

共同通信ニュース用語解説 「TATPとETN」の解説

TATPとETN

TATP(過酸化アセトン)は過酸化水素水アセトン塩酸などの薬品を反応させて製造する高性能爆薬。少しの衝撃で爆発する。海外のテロ事件で使われることが多く、欧米では「悪魔の母」とも呼ばれる。ETN(四硝酸エリスリトール)は硝酸や硫酸などを混ぜて作り、TATPよりも威力が強い。いずれも原材料は一部を除いて手に入りやすく、元大学生は、在学していた高校から持ち出すなどして調達し、高校生はインターネットで合法的に購入していた。

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