最新 地学事典 「X線測角器」の解説
エックスせんそっかくき
X線測角器
X-ray goniometer
単結晶用X線カメラのうち,結晶の回転,振動その他の動きと同時に,フィルムも動くように設計されたもの。このようにすると,フィルムに逆格子を規則正しく記録することができ,格子定数,可能な空間群などを容易に知ることができる。別名フィルム移動法ともいう。種類としてはワイセンベルグ,ザウター,シーボルト,ド・ヨング・バウマン,レチグラフ,プリセッションなどがある。後三者は逆格子がそのままフィルムに記録され解析が容易である。またX線粉末回折計の試料と回折計をのせた測角器についてもいう。
執筆者:河原 昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

