X線異常分散(読み)エックスせんいじょうぶんさん

最新 地学事典 「X線異常分散」の解説

エックスせんいじょうぶんさん
X線異常分散

anomalous X-ray scattering

原子X線に対する散乱能は,X線のエネルギーがその原子の吸収端エネルギーに近いときに大きく変化する。この事象が異常分散である。これに伴う散乱を異常散乱と呼ぶ。原子散乱因子f0は,原子内の電子を自由電子として記述されるが,実際には電子は束縛を受けており,吸収端近傍では,異常分散の影響により原子散乱因子の補正が必要となる。吸収端近傍での原子散乱因子は異常分散項を用いて,f = f0 + f’ + if’’ と表現される。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 栗林

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む