量子効果(読み)リョウシコウカ

デジタル大辞泉 「量子効果」の意味・読み・例文・類語

りょうし‐こうか〔リヤウシカウクワ〕【量子効果】

量子力学に特有の効果エネルギーのような基礎的な物理量がとびとびの値を取ること、確定的な値ではなく確率的な値を取ること、波のような性質をもち、重ね合わせの原理に従うことが挙げられる。具体的にはトンネル効果超伝導超流動などの物理現象に量子効果が現れる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例