せんべろ酒場(読み)せんべろさかば

知恵蔵mini 「せんべろ酒場」の解説

せんべろ酒場

価格帯が非常に低い酒場を指す俗称である。「せんべろ」は「1000円でべろべろに酔える」を略したもので、作家の中島らも・小堀純共著の著書『せんべろ探偵が行く』(2003年、集英社)で使い始めたのが最初と言われ、その後広く一般に用いられるようになった。価格帯が低いため、立ち飲み、角打ち(酒屋一角で立ち飲みで酒を飲ませること)、大衆酒場といった飲食店に、同酒場に該当する店舗が多いとされる。

(2016-11-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android