サンティニケタン(その他表記)Santiniketan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンティニケタン」の意味・わかりやすい解説

サンティニケタン
Santiniketan

インド北東部,ウェストベンガル州北西部の大学の町。行政的にはボルプル町 Bolpur (人口5万 2866〈1991〉) の一部。コルカタ (カルカッタ) から 154km北西に位置。 1863年ラビーンドラナート・タゴール (タークル) の父デーベーンドラナート・タークルがここに瞑想の場であるサンティニケタン=アスラマを創立。さらに息子タゴールが 1901年に教職員,学生が一体となり,自由と信頼の学風をもつ新たな実験的学校ブラーマ=ビディヤラヤを創設し,1921年にはこれがビシバ=バーラティ大学となった。東西の文化に基礎をおくこの大学には,インド各地をはじめ東南アジアなどから教員,学生が集まる。教育,工学農学,美術,音楽などの各カレッジや東南アジア研究所,農村経済研究所,大規模な寮などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む