シサス

百科事典マイペディア 「シサス」の意味・わかりやすい解説

シサス

主としてアフリカから東南アジアに原産するブドウ科の一属で,約300種があり,つる性または多肉性の種からなる。そのうちセイシカズラはジャワ原産のつる植物で,観葉植物として温室で最も多く栽培され,吊鉢(つりばち)に向く。葉は長さ15cm,幅8cmほどの長い心臓形で,緑地に銀灰色や紫色斑紋があり,裏面は紅紫色。冬季10℃以下にすると落葉,休眠する。近年,栽培が多いのは中南米原産のつる植物シサス・ロンビフォリアの園芸品種エレン・ダニカ。葉は3出複葉で光沢があり,小葉には深い切れ込みがある。セイシカズラに比べ,耐陰・耐寒性にすぐれている。繁殖挿木による。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む