万機公論に決すべし(読み)バンキコウロンニケッスベシ

デジタル大辞泉 「万機公論に決すべし」の意味・読み・例文・類語

万機ばんき公論こうろんけっすべし

五箇条の御誓文」第一条にある言葉天下政治世論に従って決定すべきである。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「万機公論に決すべし」の意味・読み・例文・類語

ばんき【万機】 公論(こうろん)に決(けっ)すべし

  1. 五箇条の御誓文の第一条に記された語。天下の政治は、世論のおもむく方向に従ってきめよ。
    1. [初出の実例]「一、広く会議を興し、万機公論に決すべし」(出典:五箇条の御誓文‐明治元年(1868)三月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android