上野駅(読み)ウエノエキ

デジタル大辞泉 「上野駅」の意味・読み・例文・類語

うえの‐えき〔うへの‐〕【上野駅】

東京都台東区上野にあるJR主要駅の一。明治16年(1883)開業東北本線常磐線などの列車の発着駅で、東京の北の玄関口として発展

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の上野駅の言及

【上野】より

…明治維新の際彰義隊の戦いで灰燼(かいじん)に帰した寛永寺跡地は1873年上野公園となった。83年日本鉄道株式会社(のち東北本線)の上野~熊谷間の営業開始と同時に,東側の山下に上野駅が開設され,東北日本への最大の玄関口となり,現在は東北本線,常磐線,上越線,信越本線などの発着駅であり,85年には東北・上越両新幹線の始発駅となった(現在の始発駅は東京)。1927年浅草との間に開通した地下鉄や京成電鉄も通じる。…

【駅】より

…鉄道駅は交通の結節点として都市計画上重要な施設と見なされ,古くはナポレオン3世治下のオスマンによるパリ改造計画でも,北駅と東駅からオペラ座に至る幹線道路が建設されたのをはじめ,駅前広場station placeを設ける例も多い。 日本における最初の本格的な駅は,1872年日本で初めて開通した鉄道(横浜~新橋間)の終着駅である新橋停車場(1871‐72,ブリジェンスR.P.Bridgens設計,現存せず)で,このほか都市計画的配慮のもとに設計された東京駅中央停車場(丸ノ内口,1907‐14,辰野金吾設計),終着駅のホーム形式をよく示す上野駅(1932,鉄道省設計)も有名である。現存最古の駅舎は旧長浜駅(現在鉄道記念物長浜駅舎)(1883,シェルビントンT.R.Shervintonほか鉄道寮技師設計)である。…

※「上野駅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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