二重底(読み)ニジュウゾコ

デジタル大辞泉 「二重底」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ぞこ〔ニヂユウ‐〕【二重底】

容器などの底が二重になっていること。また、その底。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二重底」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ぞこニヂュウ‥【二重底】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 箱などで、底が二重になっているもの。容器などにつくった二段の底。
    1. [初出の実例]「二重底なる舟の行末 浪の声幽に消て形はなし」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第二二)
  3. 転じて、ふた心のあること。また、その人。また、別々に混同せずに物事を考えること。
    1. [初出の実例]「真面目なものだ。誰かの様な二重底ではないぞ」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む