何処も(読み)いずこも

精選版 日本国語大辞典 「何処も」の意味・読み・例文・類語

いずこ【何処】 も

  1. どこも。どこもかしこも。
    1. [初出の実例]「なくなくも帰りにしかなかりの世はいづこもつひの常世(とこよ)ならぬに」(出典源氏物語(1001‐14頃)幻)
  2. 誰も誰も。誰にも。
    1. [初出の実例]「内裏(うち)春宮御乳母(めのと)。上の女房の、御方々いづこもおぼつかなからずまゐり通ふ」(出典:枕草子(10C終)一五八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む