余肉(読み)あまじし

精選版 日本国語大辞典 「余肉」の意味・読み・例文・類語

あま‐じし【余肉】

〘名〙 (「あまり肉(じし)」の意) いぼ、こぶなどのように、皮膚に突き出ている肉。こくみ。
※石山寺本大般涅槃経平安初期点(850頃)一三「七は瘡中の息肉(アマシシ)のごとし」
※蠅(1923)〈横光利一〉九「馬の腰の余肉(アマジシ)の匂ひの中から」

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普及版 字通 「余肉」の読み・字形・画数・意味

【余肉】よにく

余りの肉。

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