便りの無いのは良い便り(読み)たよりのないのはよいたより

ことわざを知る辞典 「便りの無いのは良い便り」の解説

便りの無いのは良い便り

問題があれば何か言ってくるはずだから、手紙や知らせが何もないことは、むしろ無事に過ごしている証拠である。離れて暮らす肉親知人から何も便りがない時に、安心させようとして使われることが多い。

[使用例] これはニセ手紙だよ。はばかりながら、せがれは、元気な時は文を書かない。返事のないのは良い便り、といってね[出久根達郎*おんな飛脚人|1998]

[解説] 英語から入ってきた西洋のことわざで、明治末期に現在の形で定着したものと推定されます。

〔英語〕No news is good news.

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む