八重の潮路(読み)ヤエノシオジ

デジタル大辞泉 「八重の潮路」の意味・読み・例文・類語

八重やえ潮路しおじ

非常に長い海路。八潮路やしおじ
追風に―を行く舟のほのかにだにもあひみてしかな」〈新古今・恋一〉

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精選版 日本国語大辞典 「八重の潮路」の意味・読み・例文・類語

やえ【八重】 の 潮路(しおじ・しおみち)

  1. はるかな潮路。非常に長い海路。やしおじ。
    1. [初出の実例]「はるばるとやへの塩ぢにおく網をたな引く物は霞なりけり〈藤原節信〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)春上・四一)
    2. 「はるばると見れば小島の浜べより浪立まがふ八重の塩みち」(出典:丹後守為忠百首(1134頃か)雑)

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