潮路(読み)シオジ

デジタル大辞泉 「潮路」の意味・読み・例文・類語

しお‐じ〔しほぢ〕【潮路】

海流の流れる道。しおみち。
海上の道。海路船路ふなじ。「八重潮路を行く」

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精選版 日本国語大辞典 「潮路」の意味・読み・例文・類語

しお‐じしほぢ【潮路・汐路・塩路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 海流の流れる道筋。しおみち。
    1. [初出の実例]「荒塩(あらしほ)の塩の八百道(やほち)の八塩道(やシホチ)の塩の八百会(あひ)に座す速開(はやあき)つひめといふ神」(出典延喜式(927)祝詞(出雲板訓))
  3. 海上の通路。海路。また、海上。うなばら。
    1. [初出の実例]「なにはがたしほぢはるかに見渡せばかすみにうかぶおきのつり舟〈円玄〉」(出典:千載和歌集(1187)雑上・一〇四九)

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