刃文(読み)ハモン

デジタル大辞泉 「刃文」の意味・読み・例文・類語

は‐もん【刃文】

日本刀で、焼き入れによって刀身に表れるやいば形状直刃すぐは乱れ刃など。じんもん

じん‐もん【刃文】

はもん(刃文)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「刃文」の意味・読み・例文・類語

じん‐もん【刃文】

〘名〙 刃物、特に刀剣などの焼き刃の模様。はもん。

は‐もん【刃文】

〘名〙 焼き入れによって刃に生ずる模様。

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百科事典マイペディア 「刃文」の意味・わかりやすい解説

刃文【はもん】

日本刀

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世界大百科事典(旧版)内の刃文の言及

【日本刀】より

…なかご先の形には〈栗尻(くりじり)〉〈剣形(けんぎよう)〉〈一文字〉などがある。
[地と刃文]
 (1)地(じ) 折返し鍛練の結果できる肌模様が材木の肌目に似ていることから〈板目肌〉(大板目,小板目など)や〈柾目(まさめ)肌〉〈杢目(もくめ)肌〉などの名が生まれ,また肌目のとくに細かいのは〈梨地(なしじ)肌〉や〈糠目(ぬかめ)肌〉などともいう。鎬造の刀の,縦に通る高い稜線を〈鎬筋〉といい,それと棟の境の線との間の広がりを〈鎬地〉,これと刃文との間の広がりを〈地〉という。…

※「刃文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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