墨版(読み)スミハン

デジタル大辞泉 「墨版」の意味・読み・例文・類語

すみ‐はん【墨版】

浮世絵で、絵の輪郭図柄の主要な部分を描いた版木絵師が描いた下絵を版木に裏返しに貼りつけて彫る。版木の製作過程では、これを摺った墨摺もとに、各色を摺るための色版が作成される。
《「スミ版」とも書く》プロセス印刷で、黒色インクを印刷するための版。BK版。BL版。K版。キープレート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む