小口現金(読み)こぐちげんきん(その他表記)petty cash

翻訳|petty cash

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小口現金」の意味・わかりやすい解説

小口現金
こぐちげんきん
petty cash

日常生じる小口の支払いのために用度係に前渡しされる資金。現金および受入れた小切手をすべて銀行に預け入れ,支払いはすべて小切手を通じて行うことによって計算の手数や誤り,盗難,紛失などの危険を避け,さらにすべての現金授受に関する証拠を銀行に残すことによって内部統制に役立てる場合がある。この場合に通信費,交通費,文房具費など日常生じる小口の支払いにその都度小切手を振出すことは実際的でないので,小口の支払いにあてるため用度係または小払係を設け,あらかじめ見込まれる一定資金を前渡ししておき支払いを行わせる。この前渡資金を小口現金または小払資金という。また小口現金によって諸経費の支払いを行う制度を小口現金制度と呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む