彭頭山遺跡(読み)ほうとうざんいせき(その他表記)Peng-tou-shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「彭頭山遺跡」の意味・わかりやすい解説

彭頭山遺跡
ほうとうざんいせき
Peng-tou-shan

中国湖南省 澧県にある稲作農耕最古の遺跡。年代は炭素 14年代測定法によると前8千年紀にさかのぼるとされている。出土したイネが栽培種か,野生種か,意見が分れているが,栽培種の可能性が強い。土器は口の狭くなった丸底の壺形の土器と皿形の土器であり,確実な稲作農耕遺跡である河姆渡遺跡に比べると単純である。壺形の土器があることはイネを煮て食べたことを意味し,これはイネが当初から粒のまま煮て食べられたことを示すものと考えられる。稲作農耕の初現を示す遺跡として注目される。

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