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河姆渡遺跡 かぼといせき Hemudu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

河姆渡遺跡
かぼといせき
Hemudu

中国浙江省寧波市近郊,余姚県河姆渡にある新石器時代の遺跡。 1973年夏,土木工事中に発見され,同年秋に発掘調査が行われ,約 7000年前にすでにこの地に稲作農耕が行われていたことが実証された。

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デジタル大辞泉の解説

かぼと‐いせき〔‐ヰセキ〕【河姆渡遺跡】

中国浙江省余姚県の杭州湾南岸河姆渡村にある新石器時代初期の遺跡。米や骨製農具などが出土、揚子江下流域にも黄河流域で行われていた畑作農耕と同時期に稲作文化が存在していたことが示された。

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百科事典マイペディアの解説

河姆渡遺跡【かぼといせき】

中国浙江省の新石器時代遺跡。1973年,1977年に調査された。前5000年に遡る炭化米や籾など多量に稲が出土し,中国の稲作のインド起源説を見直すきっかけとなった。

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世界大百科事典 第2版の解説

かぼといせき【河姆渡遺跡 Hēmǔdù yízhǐ】

中国東部,杭州湾南岸,浙江省余姚県河姆渡村に存する中国新石器時代早期の遺跡。1973‐74年に発掘された。遺跡は丘陵と平原の過渡地にあり,4層からなっている。最下層の第4層には高床式建築遺構の基礎と考えられる円柱,方柱,板などを打ち込んだ13の杭列が発見された。遺跡が沼沢地に面していたことに高床の原因があるらしい。用材には枘(ほぞ)や枘穴があり,建築工芸のさえが見られる。これらの加工には石斧と石鑿が使われたが,刃部磨製の初期段階のものである。

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大辞林 第三版の解説

かぼといせき【河姆渡遺跡】

中国、浙江省の杭州湾南岸にある新石器時代早期の遺跡。長江下流域の稲作文化が、黄河流域の畑作農耕の時代に並行するほど古いことを示した。

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世界大百科事典内の河姆渡遺跡の言及

【浙江[省]】より


[河姆渡文化から良渚文化へ]
 この豊かな自然を基盤に,非常に早くから農耕文化が発達していた。湾の南岸中央,余姚(よよう)県の河姆渡(かぼと)遺跡は前5000‐前4500年ころの長江流域で最も古い新石器時代遺跡で,水稲耕作,家畜飼育,南方特有の干闌式の住居などが確認されている。この文化は北方の黄河流域の仰韶(ぎようしよう)文化とはまったく異なったもので,当時,中原とは別の生活様式をもつすすんだ文化が発展していたことを示す。…

【寧波】より

…唐代に市の南西にある四明山にちなんで明州と呼ばれてより,その名で知られる。杭州湾南岸平野は,温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ早くから稲作農耕が発達し,市の西,余姚(よよう)県にある河姆渡(かぼと)遺跡は中国南部で最も早い新石器時代遺跡として著名。春秋時代には会稽(紹興)に中心のあった越の後背地であり,秦・漢には句章(こうしよう)県,鄞(きん)県,鄮(ぼう)県等が置かれ会稽郡に属した。…

【余姚】より

…明・清には,王守仁(陽明),朱舜水,黄宗羲など浙東学派の指導者を輩出した。南の四明山は名勝の地として有名で,また市の東,余姚江沿いに長江(揚子江)下流域で最も古い新石器時代文化層を有する河姆渡(かぼと)遺跡がある。【秋山 元秀】。…

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