デジタル大辞泉
「恵方巻」の意味・読み・例文・類語
えほう‐まき〔ヱハウ‐|エハウ‐〕【恵方巻(き)/▽吉方巻(き)】
節分の日に、その年の恵方を向いて食べる太巻き寿司。心の内に願い事をしながら黙って食べると願い事がかなうという。
[補説]大阪地方の習慣であるが、平成12年(2000)ごろから全国に広がった。大阪地方では単に「巻き寿司」とよぶことが多い。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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恵方巻き
節分にその年の恵方(吉方)を向いて食べると縁起が良いとされる太巻き寿司。丸かぶり寿司、恵方寿司とも呼ばれる。「縁を断ち切らない」ように切り分けず、無言で願いごとをしながら1本を丸かじりするのが習わし。七福神にちなみ7種類の具材を巻き込むことが望ましいとされる。正確な起源は不明で、江戸時代末期に大坂の船場で商売繁盛の祈願として始まった風習を発祥とする説など諸説ある。明治期や戦後に一時廃れたが、1977年に大阪海苔問屋協同組合が行った海苔の販売促進イベントで復活した。90年頃よりスーパーやコンビニで販売されるようになり、宣伝活動も活発になったことから、節分に恵方巻きを食べる風習が全国に拡大した。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
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えほうまき【恵方巻き】
大阪の名物料理で、節分の日に、その年の恵方(その年の十干(じっかん)によりめでたいと決められる方角)を向いて食べると縁起が良いとされる太巻きずし。縁を絶ちきらないように、1本を切らずに無言で丸かじりする。大阪などの慣習であるが、1990年頃からコンビニなどで販売されるようになり、一般に広まった。
出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報
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