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戦艦大和

共同通信ニュース用語解説 「戦艦大和」の解説

戦艦大和

日本海軍最大の戦艦。広島県呉市の海軍工廠こうしょうで建造され、存在自体が軍事機密とされた。全長263メートル、基準排水量6万5千トン、最大速度約50キロ。主砲として射程40キロ超の口径46センチ砲3連装砲塔3基、計9門を備えた。「世界最強の戦艦」と呼ばれるが、太平洋戦争では空母艦載機主力となり、2番艦の武蔵とともに実戦での活躍は乏しかった。大和乗組員だった作家吉田満よしだ・みつる著書「戦艦大和ノ最期」で「世界ノ三馬鹿、無用ノ長物ノ見本」と記している。

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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

世界大百科事典(旧版)内の戦艦大和の言及

【艦砲】より

…日清・日露の海戦で初めてこの艦砲の威力が実証され,イギリスは12インチ砲を主砲とする新鋭戦艦ドレッドノートを建造し大艦巨砲時代の幕を開いた。ロンドン軍縮会議で艦砲は口径14インチ以下と定められたが,期限切れ後に日本は世界最大の46cm砲を装備した戦艦大和,武蔵を建造した。この砲の最大射距離は46kmで弾丸1発の重量は1.5tであった。…

※「戦艦大和」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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