戦闘爆撃機
せんとうばくげきき
fighter bomber
爆弾などを搭載して対地攻撃も行う戦闘機。第二次世界大戦中期から、戦闘機の主翼や胴体の下に兵器を吊(つ)り下げ、対地攻撃用に転用するのが一般化したが、ジェット時代に入ると最初から兼用機として設計されたものも登場するようになった。現在ではほとんどの戦闘機が空戦と対地攻撃の両用となっており、広く戦術戦闘機とよばれている。そのなかでも対地攻撃能力のほうを重視したものを戦闘爆撃機という。
[藤田勝啓]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の戦闘爆撃機の言及
【戦闘機】より
…局地戦闘機,防空戦闘機もほぼ同じものである。(2)戦闘爆撃機fighter bomber 地上および海上の目標を攻撃することを目的とする戦闘機。爆撃計算機を装備し,対地・対艦ミサイル,精密誘導兵器,爆弾等を外部に搭載,通常低空を高速で飛んで攻撃を行う。…
※「戦闘爆撃機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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