数息観(読み)すそくかん

精選版 日本国語大辞典 「数息観」の意味・読み・例文・類語

すそく‐かん‥クヮン【数息観】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] ānāpāna-smṛti の訳。安那般那(あんなはんな)音訳 ) 仏語。五停心観(ごじょうしんかん)(=仏道修行の最初の位で、五種の過失を止めるための五つの観法)の一つ。出入の息を数えて、心の散乱を停止する観法。正しい禅定にはいるために行なわれるもの。しゅそくかん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android