洪水玄武岩(読み)コウズイゲンブガン

デジタル大辞泉 「洪水玄武岩」の意味・読み・例文・類語

こうずい‐げんぶがん【洪水玄武岩】

広大な溶岩台地をつくっている玄武岩。インドのデカン高原、北米のコロンビア台地、海底の海台などが知られ、台地状になることから、台地玄武岩、高原性玄武岩ともいう。大量のマグマがそのまま地殻の割れ目を通って噴出したものと考えられ、また生物の大量絶滅との関連性も指摘されている。

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最新 地学事典 「洪水玄武岩」の解説

こうずいげんぶがん
洪水玄武岩

flood basalt

水平に近い溶岩流が複数積み重なり,大規模な溶岩台地を形成する玄武岩。大陸に形成した巨大火成区であり,一度に1,000km3を越えるマグマが噴出し,1万km2を越える範囲を覆う。多くの場合,100~300万年の間に噴火を繰り返し,総量は100万km3を越える。ロシアのシベリアトラップ(主に251~248Ma),インドのデカントラップ(66Ma前後),北米のコロンビアリバー玄武岩(主に16.5~14.5Ma)などがある。

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参照項目:巨大火成区
参照項目:溶岩台地
参照項目:世界の巨大火成区

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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