…一部はそのまま休眠を続け,2年か数年後に展開することもあるし,また長く休眠を続け,やがて茎の肥大のため樹皮よりも内部に埋没してしまうことがある。このような芽は潜伏芽とよばれ,長いあいだ芽の状態で生き続けていて,樹木の上部が折れてしまったときなどに活動をはじめて枝となることがある。 落葉樹では秋に落葉のあと冬芽が残るので,冬芽は目だつことが多い。…
※「潜伏芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...