科学小説（読み）カガクショウセツ

デジタル大辞泉

かがく‐しょうせつ〔クワガクセウセツ〕【科学小説】

⇒サイエンスフィクション

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

かがく‐しょうせつ クヮガクセウセツ【科学小説】

〘名〙 (science fiction の訳語) 科学的な知識に基づいて、空想的な世界を描く小説の一形体。空想科学小説。ＳＦ。

※処女作「二銭銅貨」のあとに（1923）〈江戸川乱歩〉「探偵小説、科学小説(クヮガクセウセツ)は専ら智に対して糧を与へるところの Intellectual Literature とも称すべきもので」

出典　精選版 日本国語大辞典

世界大百科事典（旧版）内の科学小説の言及

【SF】より

…もともとは科学小説を意味するサイエンス･フィクションscience fictionの略語であったが，いつか未来的なものや宇宙的なもの，または奇異なものの総称として使われるようになり，映画，音楽，美術，建築，哲学，社会学といった現代文化全域に広がったイメージ群の総体を指すようになった用語。それは大きく分けて次の三つに分類される。…

※「科学小説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」