竜の落し子(読み)タツノオトシゴ

デジタル大辞泉 「竜の落し子」の意味・読み・例文・類語

たつ‐の‐おとしご【竜の落(と)し子】

ヨウジウオ科の海水魚。内湾の藻場に多く、全長約10センチ、褐色。体は骨板に覆われ、頭部は馬に似て、腹びれ尾びれを欠き、細長く伸びた尾部を海草に巻きつけて休んだり、直立したまま静かに移動したりする。雄は下腹部育児嚢いくじのうを備え、雌が産み入れた卵を孵化ふかさせる。日本では同属のオオウミウマ・イバラタツなどもいる。干物安産お守りにする。海馬かいば。うみうま。うまうお。たつのこま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 孵化

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む