自分免許(読み)ジブンメンキョ

デジタル大辞泉 「自分免許」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐めんきょ【自分免許】

他人は認めないのに、自分だけが得意になっていること。ひとりよがり。
「―の芸でおだてられているうちはよいが」〈谷崎春琴抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自分免許」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐めんきょ【自分免許】

〘名〙 自分勝手に免許を得たものと決めて得意になること。他人は認めないのに、ひとりで得意がること。ひとりよがり。うぬぼれ。
※人情本・花の志満台(1836‐38)四「富貴自在は眼の前と、自分免許(ジブンメンキョ)に自から、あまえ垂れたる端書は」

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