貝偏(読み)カイヘン

デジタル大辞泉 「貝偏」の意味・読み・例文・類語

かい‐へん〔かひ‐〕【貝偏】

漢字の偏の一。「財」「販」などの「貝」の称。こがい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貝偏」の意味・読み・例文・類語

かい‐へん かひ‥【貝偏】

〘名〙
① 漢字の偏の一つ。「財、貯、賜」などの「貝」の部分をいい、字典では貝部に属する。貝は古代中国で貨幣として使用されたため、この偏の字は、多く財貨やその処理の意がある。頁(おおがい)に対して小貝(こがい)ともいう。
金銭財宝
※歌謡・音曲色巣籠(19C前頃)一〇「水と魚偏契りしに、その貝偏もあらずんば」

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