過剰歯(読み)カジョウシ(その他表記)supernumerary tooth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「過剰歯」の意味・わかりやすい解説

過剰歯
かじょうし
supernumerary tooth

定数以上に発生する歯。人間の歯の数は,永久歯は切歯8,犬歯4,小臼歯8,大臼歯 12の合計 32本であり,乳歯は切歯8,犬歯4,臼歯8の合計 20本である。過剰歯の発達にはいろいろの程度があり,円錐歯,栓状歯と呼ばれるような退化形の小さいものから正常な歯と区別できないものまである。位置も,第3小臼歯や第4大臼歯と呼ばれるような歯列なかに入っているものと,歯列からはずれている列外歯とがある。過剰歯は哺乳類の歯の祖先型が合計 44本であるため,先祖返り現象とも考えられ,また歯の発生の際の歯胚の分裂しすぎとも考えられる。

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世界大百科事典(旧版)内の過剰歯の言及

【歯】より

…次いで上顎側切歯,次に第2小臼歯が欠けやすい。ときに正常より歯数が多いことがあり,これを過剰歯という。上あごの切歯部に多くみられる。…

※「過剰歯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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