重層的決定(読み)じゅうそうてきけってい(その他表記)overdetermination

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「重層的決定」の意味・わかりやすい解説

重層的決定
じゅうそうてきけってい
overdetermination

フランスの構造主義的マルクス主義者 L.アルチュセールによって提起された概念経済政治イデオロギーに各審級 (レベル) が,おのおの独自のリズム矛盾をもちながら複合的にからみ合い社会全体のあり方を決定するという考え方。アルチュセールは最終的な場面では経済が決定するとしたが,近年ポスト・マルクス主義議論では,アルチュセールの概念は依然として経済決定論であると批判され,各審級は等価であり,状況に依存してまさに重層的に決定されるとの考え方が支配的である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む