青々(読み)あおあお

精選版 日本国語大辞典 「青々」の意味・読み・例文・類語

あお‐あおあをあを【青青・蒼蒼・碧碧】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 いかにも青いさま。
    1. [初出の実例]「水うち流してあをあをなる硯がめの」(出典:前田本枕(10C終)二九二)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) いかにも青いさま。また、一面に青いさま。
    1. [初出の実例]「御ぐしはあをあをとつゆくさをぬりたるとかや」(出典:風につれなき物語(13C頃))
    2. 「枇杷の葉影の蒼々した部屋で」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む