鹿の肉(読み)かのしし

精選版 日本国語大辞典 「鹿の肉」の意味・読み・例文・類語

か‐の‐しし【鹿・鹿肉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しし」は猪(いのしし)、鹿の類の総称 )
  2. しか(鹿)」の古称
    1. [初出の実例]「是の日に鹿(カノシシ)有て忽に野中より起(お)きて、民の中に入て仆れ死せぬ」(出典日本書紀(720)仁徳六七年一〇月(寛文版訓))
  3. 鹿(しか)の肉。
    1. [初出の実例]「猪完(ゐのしし)一杯〈以雉代之〉鹿(カノ)完一杯〈以田鳥之〉」(出典:江家次第(1111頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android