いすみ鉄道(読み)いすみてつどう

知恵蔵mini 「いすみ鉄道」の解説

いすみ鉄道

千葉県・房総半島大原駅~上総中野駅(14駅)を結ぶローカル鉄道。路線総距離26.8キロメートル、車両数は計8両(各定員100名余り)。旧木原線時代にはJR東日本が運営しており、1987年に自治体などが株主となりいすみ鉄道株式会社が設立された。長く赤字路線だったが、09年、公募により鳥塚亮が社長に就任して以降もちなおし、ローカル線再建のモデル例として注目されている。車両にはムーミンキャラクターが描かれており、特に「キハ28」形式の車両はレストランを備えた「レストラン・キハ」として人気となっている。

(2015-7-8)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報