日本大百科全書(ニッポニカ) 「グラナダ(ニカラグア)」の意味・わかりやすい解説 グラナダ(ニカラグア)ぐらなだGranada 中央アメリカ、ニカラグア南西部の都市。グラナダ州の州都。モンバチョ火山の北麓(ほくろく)、ニカラグア湖北西岸の標高57メートルに位置する。人口7万1783(1995)。1524年に建設された同国最古の古都で、1856年まで同国の首都であった。1663年には地震に、1856年には海賊による焼打ちにあっている。現在は、周辺の肥沃(ひよく)な農業地帯で産出されるコーヒー、サトウキビ、カカオの集散地で、食品加工業、繊維産業が立地する。コリントからマナグアまでの鉄道が通じていたが1994年に廃止された。[栗原尚子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例