サラズム(英語表記)Sarazm/Саразм

デジタル大辞泉 「サラズム」の意味・読み・例文・類語

サラズム(Sarazm/Саразм)

タジキスタン北西部にある遺跡。首都ドゥシャンベの北西約120キロメートルに位置する。紀元前4000年から紀元前3000年末にかけての、定住型農耕集落の発展過程が見られる。また、発見された装飾品陶器などから、中央アジア全域に及ぶ交易中心地だったと考えられている。2010年に「サラズムの原始の都市遺跡」の名称で同国初の世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android