旺文社世界史事典 三訂版 「シャー=ジャハーン」の解説
シャー=ジャハーン
Shāh Jahān
インドのムガル帝国第5代皇帝(在位1628〜58)
治世の初め,アクバル以来の伝統であるデカン諸国の併合に成功し,領土を広げて宮廷収入を増大させた。皇妃ムムターズ=マハルの死をいたんで壮麗なタージ−マハル廟 (びよう) を営み,インド−イスラーム文化の黄金時代を築いた。晩年は第3子アウラングゼーブに幽閉されて死んだ。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報