ジョフロア・サン・ティレール(読み)ジョフロアサンティレール

百科事典マイペディア の解説

ジョフロア・サン・ティレール

フランス博物学者。パリで博物学を研究し,自然史博物館の脊椎動物学教授となる。同僚ラマルク進化論に理解を示す。ナポレオン1世のエジプト遠征に随行し,多数標本を持ち帰る。動物界全体はただ一つの基本型(プラン)から変化したと主張し,1830年パリのアカデミーキュビエ論争主著に《解剖哲学》(1818年)がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報