ハト(鳩)(読み)ハト

百科事典マイペディア 「ハト(鳩)」の意味・わかりやすい解説

ハト(鳩)【ハト】

ハト科の鳥の総称。大きさはスズメ大からニワトリ大まで。世界的に分布し,約300種。カワラバト類,アオバト類,カンムリバト類,オオハシバト類に分けられる。主として地上や樹上穀類,木の実などの餌をとる。ひなは親鳥の分泌する【そ】嚢(そのう)乳(ピジョンミルク,ハトの乳)で育てられる。日本産の野生のハトには,キジバトアオバトカラスバトシラコバトなど。よく神社などで見られるドバトイエバトまたはカイバトともいわれ,アジア南部などにすむカワラバト原種として作出されたもの。→伝書バト

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