ハマユウ(浜木綿)(読み)ハマユウ

百科事典マイペディア 「ハマユウ(浜木綿)」の意味・わかりやすい解説

ハマユウ(浜木綿)【ハマユウ】

ハマオモトとも。ヒガンバナ科多年草。関東南部〜沖縄の海岸砂地にはえる。鱗茎は円柱状で長さ30〜50cm,厚く長い葉を束生し,冬も枯れない。8〜9月,葉間から高さ50〜80cmの花茎を出し,2枚の包葉の上に十数個のかおりのある白色花を開く。花被片は6枚で長さ約8cm,おしべ6本,花被の基部は筒状となる。果実球形種子は大きく,種皮海綿質海水に浮いて広がる。

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