海綿質(読み)カイメンシツ

デジタル大辞泉 「海綿質」の意味・読み・例文・類語

かいめん‐しつ【海綿質】

モクヨクカイメンなどの骨格をつくっている絹糸様の繊維。不規則な網状配列をし、水分を吸収しやすい性質をもつ。

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精選版 日本国語大辞典 「海綿質」の意味・読み・例文・類語

かいめん‐しつ【海綿質】

  1. 〘 名詞 〙 角質あるいは絹糸質に似たもので、体内に散在する骨片と骨片を膠着(こうちゃく)する。また、骨片やその他異物を中に含んで繊維状の骨格をつくったり、単独弾力性の強い繊維となって網目状に配列する。沃素を多量に含むたんぱく質で、弾性に富むものが多い。また、これに似た繊維状組織をもいう。〔動物小学(1881)〕

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