ラジオメーター

デジタル大辞泉 「ラジオメーター」の意味・読み・例文・類語

ラジオメーター(radiometer)

放射エネルギー照度などを測定する装置。受けた放射によって素子温度が上昇する、その熱効果を用いるものと、光電管半導体素子のように放射による光電効果を利用したものとがある。放射計

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ラジオメーター」の意味・読み・例文・類語

ラジオ‐メーター

〘名〙 (radiometer) 放射のエネルギー、照度などを測定する装置。受けた放射によって素子の温度が上昇する、その熱効果を用いるものと、光電管や半導体素子のように放射による光電効果を利用したものとがある。放射計。〔舶来語便覧(1912)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のラジオメーターの言及

【クルックス】より

…60年に発表されたR.W.ブンゼンとG.R.キルヒホフらによる分光分析に注目し,61年には新金属元素タリウムを発見し,この功績によりローヤル・ソサエティの会員に選ばれた。またタリウムの重量分析用真空てんびんを製作する中でラジオメーター(放射計)を発明し(1875),羽根の回転の原因を気体分子運動論より説明した。さらに電極のついたラジオメーターを作ったことから陰極線の研究へと向かい,クルックス管を作ったが,真空放電現象をも気体分子運動論で説明し,〈物質の第四状態〉という神秘的な考えを主張して(1879),E.ゴルトシュタインなどに批判された。…

※「ラジオメーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」