ラーマ[1世](読み)ラーマ

百科事典マイペディア 「ラーマ[1世]」の意味・わかりやすい解説

ラーマ[1世]【ラーマ】

タイのラタナコーシン朝バンコク朝)の始祖(在位1782年―1809年)。アユタヤ朝末期の部将プラヤ・タークシン部下で,名はチャオ・ピア・チャクリといったが,タークシンが王となり,それに従って戦功があったため,タークシンの没後,推されて王位についた。カンボジア攻略,ビルマ(現ミャンマー)との戦争を行った。また首都トンブリーからバンコクに移し,法典の収集改訂を行い《新法典》を編纂(へんさん)。

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