ロライマ[山](読み)ロライマ

百科事典マイペディア 「ロライマ[山]」の意味・わかりやすい解説

ロライマ[山]【ロライマ】

南米北部,ベネズエラ,ガイアナ,ブラジル国境の山。ギアナ高地パカライマ山脈最高峰で,標高2810m,テーブル状の山容オリノコ川の支流カロニ川が発する。1884年初登頂。乾季には登山者が多い。
→関連項目ギアナ高地パカライマ[山脈]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のロライマ[山]の言及

【アマゾニア】より

…このような平たんな台地に比べ,右岸から流入する支流の源流地方であるマト・グロッソ州では波状の高原や卓状地が広がっているし,北のギアナ地方には急峻な地形が広がり,そこからの支流には多くの滝がみられる。ギアナ地方の山地には,標高3014mでブラジルで最高峰のネブリーナ山や標高2800mのロライマ山などの高い山がある。他方,河谷上流部のペルーやボリビア東部では,アンデス山脈からの新しい氷河堆積物が古い地表をおおって分布している(図1)。…

※「ロライマ[山]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android