中古文(読み)チュウコブン

デジタル大辞泉 「中古文」の意味・読み・例文・類語

ちゅうこ‐ぶん【中古文】

平安時代に行われた文・文体。ふつう、物語など和文による仮名書き散文をさす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中古文」の意味・読み・例文・類語

ちゅうこ‐ぶん【中古文】

〘名〙 中古文章。特に、平安時代の仮名文
※国文学読本緒論(1890)〈芳賀矢一〉五「国学者といへば大抵中古文を作らざる者なく、之を称して雅文といへり」

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