作為・不作為(読み)さくい・ふさくい

百科事典マイペディア 「作為・不作為」の意味・わかりやすい解説

作為・不作為【さくい・ふさくい】

一般に人の行為のうち積極的挙動(金を支払う,人を殺すなど)を作為,消極的挙動すなわち積極的挙動をしないこと(競業をしない,検視を経ないなど)を不作為という。不作為が債務内容になったり(不作為債務),不作為が犯罪を構成する(不作為犯)場合などに問題になる。
→関連項目命令

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android