倭漢福因(読み)やまとのあやの ふくいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倭漢福因」の解説

倭漢福因 やまとのあやの-ふくいん

?-? 飛鳥(あすか)時代の遣隋(ずい)留学生
推古(すいこ)天皇16年(608)遣隋使小野妹子(おのの-いもこ)にしたがって高向玄理(たかむこの-くろまろ)ら7名と留学し,31年新羅使(しらぎし)の智洗爾(ちせんに)について唐より帰国。唐にいる留学生は学業がなったので帰国させること,唐は法制がととのった国なので通交すべきことを報告した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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